2016年4月28日木曜日

ゴールデンウイーク始まり

日の出は4時45~50分ころです
今年もハートマークがお迎えします
  始まりますね。5月2日と6日を休むと、何と10連休。長いですね。カレンダー通りに休めて、かつ職場の同僚に理解が得られ、あわせて家族からも了解が得られる方は雁坂へあがってきませんか。
 小屋の周り、テント場、すっかり雪は消えています。
いつもだとこの時期お勧めしない突出コースの道も、最後に少しだけ雪が残り苦労するかもしれませんが大丈夫です。暖かいのはありがたい。
*お隣の甲武信小屋辺りでは27日の夜から少し雪が降ったようです。「暖かい」ですが、雨が降り風が吹けば冬に。衣類や装備など準備はまだ冬向けで。事故や遭難の無い連休になりますよう。(92786)
*お知らせ:このブログ、メールは連休中は更新や開くことができません。問い合わせ・小屋への連絡などは電話でおねがいいたします。麓と小屋はひんぱんに連絡を取っていますので直ぐ連絡がつきます。
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【連絡先】 〒369-1901 秩父市大滝3423 山中 五郎
  電話・FAX 0494-55-0456 
*スマホなどのお客様は「ウェブバージョンを表示」をクリックして全体像をご覧ください。

2016年4月24日日曜日

2016年 小屋開けです

突出コース登山口の
清掃作業のオーナー
登山者の皆様へ
こんにちは。雁坂小屋の山中です。
今年も小屋開きの季節を迎えました。昨シーズン中は多くの皆様にご利用いただきましてありがとうございました。
 今年は暖かい日が続き、雪解けも一段と進みました。そのため連休前に豆焼き沢からの水を呼んで来ることができました。これほど早く豆焼きから呼べたのは初めてです。
 小さな山小屋ですが、おいでいただいた皆様に、雁坂や奥秩父の山々のよさを味わってもらえるように、スタッフ一同力を合わせて努力していきます。
 それから、昨年の雁坂バッチに続き、今年は“雁坂手ぬぐい”をつくりました。手にとって見ていただき、雁坂の記念・お土産にしていただければ幸いです。(3月26日の記事を)
皆様のおいでをお待ちしております。
春の連休中はこいのぼりが
お出迎え【写真は昨年のもの】

*春の連休中(4月29日より5月8日まで)は小屋番が入っております。
*バイカオウレンの花も楽しめますよ。
*お客様にお願い:小屋番のisiは物忘れが順調に進んでいます。「こんにちは。また来ました」と声を掛けられて、・・・・あ、前に来た方だ。はて?名前は?・・・・と、きっとドギマギします。そのときは直ぐに「〇〇です」とか言ってもらえると助かります。できる事なら、「小屋へ行きます」と事前に連絡を頂いてあると、安心してお迎えすることができます。このブログを読んで雁坂へおいでのお客様方、どうぞよろしくお願いいたします。あ、ゴローさんも同じような事、つぶやいていました。みなさんやさしくお願いします。
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【連絡先】 〒369-1901 秩父市大滝3423 山中 五郎
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2016年4月18日月曜日

小屋開け準備ほぼ完了

この週末、小屋開けに向けての準備が進みました。16日(土)にお客様による『雁坂お手伝いツアー』がありました。皆さんから申告してもらった重量の荷物を歩荷していただき、食材や小屋運営に必要な物資を大量に上げる事ができました。「無理のない範囲で」とお願いをしましたが、分けたり切ったりできない荷物もあり、ご苦労をおかけしました。小屋へ着いてからも畳の入れ替えやカーペット、シートの張替えなど、てきぱきとお手伝いをしてもらい、ほぼ小屋開けの用意が整いました。これで直ぐにでもお客様をお迎えできます。本当にありがとうございました。一段落した後はお待ちかねの“宴“。夜遅くまで続きました。都合で日帰りされたS様、次回はご一緒に。写真は宴しか載せてありませんが、作業中はあちこちで皆さんが仕事、仕事。写真を撮る暇もなく時間が過ぎましたので。翌朝も恒例となったラジオ体操と食事の後、作業をしていただきました。さらに帰りは強風雨のなか、水晶・笠取方向への道を縦走路分岐まで踏んで帰っていただきました。ヤマレコの’16春/雁坂小屋開きお手伝い~ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-848111.html に詳しい状況があります。
豆焼き沢の水源の貯水タンク、今年は雪の中から(黄色〇)姿をあらわしていました。受水タンクは赤矢印の場所の雪の中。小屋まで水を呼び始めていますが凍結部分があり途中でバルブから排水しています。突出コースを登る方、気にしないでバルブなどそのままにしておいてください。
突出コースはタンクから小屋にかけての日陰に雪が残り、場所によっては膝まで踏み込みます。時間かかりますがトレースは付いております。
黒岩コースは気になる雪はもうありません。このコースだけならばアイゼンもいりません。
縦走路の水晶・笠取方向の分岐から小屋への道、トレースを付けてもらいました。
テント場の雪はありません。
水は前回お知らせした近い沢からの水が順調に来ています。

小屋で作業中も熊本の地震のニュースをラジオで聞いておりました。小屋からおりてテレビや新聞の映像を見て、被害の深刻さを改めて感じ、涙が止まりませんでした。

*今年度の正式な営業は4月29日からですが、それ前も土日には小屋番が上がっておりお泊まりいただけます。
【連絡先】 〒369-1901 秩父市大滝3423 山中 五郎
  電話・FAX 0494-55-0456  
*お客様からのご指摘でスマホなどでは右側の情報が出ないとのこと。とりあえずここにちょこっとだけ書き足しました。今後レイアウトなどより伝わりやすいものになるよう検討していきます。

2016年4月10日日曜日

春、動きはじめの一滴

バイプをつなぐモリさん。
 山は春に向けて動き出しました。いつもより少し早く、オーナーとモリさんが小屋あけの準備の水出しに上がりました。昔からの水源、小屋から一番近い沢から水を引いてきました。庭のいつもの水場に最初の一滴。うれしいなあ。これでひと安心です。量もたっぷり出ています。水量が多いと夜間に多少冷え込んでも凍結せず流れ続けてくれます。下の水場にも出してあります。良かった、よかった。
水割りの用意もできています
 例年はかなり雪が残る峠からの道も今年は控えめ。でもとけて凍った場所はすべりやすい。アイゼンがあれば安心。使わないで済めばラッキーなのです。この先も暖かい日が続くでしょうが、いったん寒さが戻れば冬山です。用意だけは怠りなくお願いします。
*みとみコース、黒岩コースはほとんど心配なく歩けます。
突出コースはまだ確認しておりません。巻き道の部分は例年雪が残り大変な場所です。連休前に手が空いて都合が付けば確かめてまたお知らせいたします。
*越冬用の水ドラム缶。いつもは今の時期だとまだカチン、カチンに凍っているのですが、今年は水割りのグラスに浮かんだような氷に。小屋開けのころにも残っていたらこれで琥珀色の飲み物を作ってみなさんと「食飲研修」をしましょう。楽しみ、たのしみ、タノシミ・・・・・。
*前回の記事の中で、小屋番の名前の「石〇文春」は〇以外は本名です。ちなみに「ぶんしゅん」ではなく「ふみはる」と読みます。

2016年4月3日日曜日

週〇文春

  4月になりました。
またまた今週も連絡を頂きました。T様、yueye様ご夫妻から。今年になって何度目でしょうか?ありがとうございます。また雪の消えた小屋の南側。まるっきり小屋開けの頃のようです。テント場も笹の上は消えています。峠方向はガスっていて奥には雪が見え隠れして。本当にありがとうございます。

 先日耳鼻科の診察を待つ間に、このごろ話題提供の多い『週〇文春』を手にしました。その中に月1回連載だったか、トイレの記事を発見。連載を始めたいきさつは、和式トイレから洋式にしていきたい・・・的な事からだったかな。たぶん。
 雁坂のトイレも和式にこだわっている訳ではないので、主旨には反しない存在・・・・だと思う。そして、ブログの統計でも全期間でアクセス数は『便所国道』が「トンネル料金無料化」に次いで2番目に多い現状。話題になっている???
 雁坂へも取材に来ませんかね、左写真の奥に写るトイレを。そしたら『石〇文春』の名札を付けて小屋番が応対いたしますが。・・・・なお、週刊誌のことは読んでいる途中でお医者さんに呼ばれてしまい、正確ではないかもしれません。〇のところに適当な漢字を当てはめてお楽しみください。