*雁坂小屋は営林署の巡視小屋として昭和7年(1932年)に建てられました。
資材の原木は付近の原生林から調達し、木挽き職人が用材用に挽きました。
当時の小屋は中央に土間が走り左右に寝床があるだけの簡素なものでした。
この用材も付近から集めました。トイレを過ぎたあたりに設置した製材機で用材をつくりました。
いまでも丸太を切り出した当時の切り株が小屋周辺やテント場に残っています。
*小屋はその後一部増築し現在に至ります。
*現在は3代目の五郎が平成23年(2011年)より管理にあたっています。
*2000年7月にそれまでの秩父多摩国立公園の名称に甲斐が加わり〝秩父多摩甲斐国立公園”に変わりました。