さて、雪ですが小屋が埋まっているのではと心配して登って行きましたら、南面はご覧のとおり。すっかり乾いています。テント場も一部雪が残っているだけ。施設の被害もなく、26日には早くも水を小屋までひくことができました。庭の水場に「じゃば、じゃば」と出ています。 まずは一安心。
黒岩コースは1800m付近までは雪はほとんどありません。 アイゼンなしで歩くことができました。 それより上は日陰や北斜面に雪が残り、最後の1km辺りから雪が出てきますが、アイゼン、ストックが有れば安全です。 雪が締まっていて踏みぬく事もほとんどありませんでした。小屋関係者やお客様も歩いていますので、跡はしっかりついています。
峠はほとんど雪がありません。(右写真)
峠から山梨県側へ下る道も、雪はありませんでした。
大雪の影響での鹿の死骸をトンネル料金所に下る途中で9体見ました。
大雪の影響での鹿の死骸をトンネル料金所に下る途中で9体見ました。
峠付近の稜線上も、 ところどころ雪の吹き溜まり的な部分はありますが、締まっていて歩きやすいです。ラッセルの心配はありません。写真でもわかるように雁坂嶺から下ってくる道なども、ひなたは雪はありません。ほこりがたちそうです。
ただ、『突出コース』は小屋の水源になる豆焼き沢の源頭付近は北面で雪も深く、雪崩などの心配もあります。この時期に単独で歩れるのは大変に危険です。お勧めできません。
また、小屋から突出方面へはまだ踏み跡を付けてありません。
秩父側からの入山でしたら『黒岩コース』をお勧めします。
*大型連休中はスタッフが小屋に入って居ります。
*今ならば、登山口の川又周辺では桜、つつじなど春の花々も楽しむことができます。山々にぽつぽつと白く見えるヤマザクラなども見どころです。
*初日においでいただいたお客様から、「このブログを見ている」とお話をいただきました。ありがたい限りです。
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