「サンタは来るかなー」と、子どもみたいに待っていました。
それで25日の朝になって思い出しました。
クリスマスツリーと、その下にプレゼントの包みが置いてある光景。
我が家は、子どもが大きくなり家を離れてから、サンタクロースはずっと来ていなかったのでした。
ところが、サンタさんからのメッセージがありました。
先週末、20日に川又から突出コースを一人で上がったサンタさんから雪の情報。
『樺小屋に着くころ吹雪になり積雪は膝程度。翌日は前夜の雨でバリ固もなかのラッセル。冬至の前日、陽が短いのに10時間かけて雁坂小屋へ。10時間ずっと左足は谷足、右足は山足。ワカン両足分の幅は取れず、片足がギリでやっと。夏ルートは判然とせず、豆焼き沢の源頭部は久々にキモを冷やしました。本当にやっとの思いで小屋に。さらに翌日、小屋から峠までもラッセルで一時間以上。峠も誰のトレースもありませんでした。』・・・・と。
地蔵岩を過ぎ巻道に入ってから、トラバース部分は日陰になってしまい雪の時期は大変にしんどいのです。例年だと、正月までは降雪直後は雪があっても、日差しがあればじきに溶けて、小屋の庭はほこりが立つような光景が見られるのですが。今年は例年よりもすこし多い様子。この先29日に降雪の情報も出ているようです。装備などの準備を怠りなくお願いいたします。
*メールでこれを受けているお客様、時々は本来のブログサイトから開いてご覧ください。右側の写真やメッセージも時々変わっておりますので。
秩父往還と縦走路が交わる場所にある雁坂峠、標高2082m。針ノ木峠、三伏峠と共に日本三大峠の一つ。埼玉側へ10分下ると青い屋根の雁坂小屋(標高1955m)が有ります。“昔ながらの静かな山小屋”です。 スマホの方はウェブバージョンでもご覧ください。
2014年12月27日土曜日
2014年12月24日水曜日
メリー クリスマス
これからツリーを目当てに 登ってもありません |
と言う訳で雁坂小屋の様子もまだ伝わって来ません。また、サンタさんから連絡がありましたらお知らせします。
雁坂に近い甲武信の様子は北爪さんのブログに有りましたので、雪の状況など参考にしてください。
http://zumezume.naturum.ne.jp/e2300276.html
また、雁坂小屋と同じくらいの標高にある雲取山荘さんの最新情報も、気温や積雪など参考になります。
http://www1.ocn.ne.jp/~kumotori/
*今年も多くのお客様においでいただきました。あらためてお礼を申しあげます。
*雁坂小屋は12月31日は営業します。小屋をあけます。
今ならまだゆっくりとお泊り頂けます。どうぞご利用ください。
【お願い】電話で事前の連絡、確認をおねがいいたします。
皆様、よいお年をお迎えください。・・・年内に何か情報がありましたらアップいたします
2014年12月14日日曜日
土日の雁坂
さて、この土日で雁坂に上がったお客様(namifuji様)から写真など送っていただきました。レポート、写真はそのまま拝借しました。
小屋周辺の道は、朝晩はカチカチに固まり、気をつけないと滑りますが、雪はうっすら程度でアイゼンは要らないレベルです。
*namifuji様、ありがとうございました。
2014年12月1日月曜日
お客様へ
雁坂小屋は、11月24日をもちまして無事に今シーズンの営業を終了しました。
24日小屋閉め作業を終え、今年の出来事やお客様のことなど思い出しながら、最後に管理小屋のカギをかけて下山を致しました。
今年もたくさんのお客様に雁坂小屋をご利用頂きまして誠にありがとうございました。
小さな小屋ではありますが、お客様が縦の糸に、小屋が横の糸になり、お客様どうしの触れ合いや、暖かく楽しい雁坂小屋での時間を作り出していけるよう努力して参りたいとおもいます。
来シーズンも皆様のお越しをお待ちしております。
雁坂小屋 山中五郎
****雁坂小屋は宿泊棟の一部を冬季開放してあります。****
以下の事に注意して、ご利用をお願いいたします。
冬季開放中の小屋使用について
1. アイゼンは外ではずし、靴のゴミ・雪を落としてからお入りください。
2. ガスコンロは土間の部分でのみ使用し、薪ストーブは使わないでください。
火の扱いは最後まで確実に行い、火事を起こさないように。
3. 使用後は畳・板張り部分はごみを掃き、土間部分のゴミも拾ってお持ち帰りください。
4. 大小便は必ずトイレを使用する事。便器などを汚した場合は、その都度掃除をしてください。
水が得られないので必ずその時に。
*小屋の周囲の雪は溶かして飲用に使う場合もありますので。
*春先、雪の中で変色した「黄金ほり」をする小屋番の事を思い、トイレをお使いください。
5. 小屋・テント場使用の方は封筒に必要事項を記入し、
一人2000円を、テント場は600円を料金箱にお支払いください。
6. 水場については別紙案内をご覧ください。
7. 破損などがあった場合はすぐに管理者へ連絡をしてください。
連絡先 電話 0494-55-0456 山中五郎
*今後も冬季開放を続けていくためにも、皆様のご協力をお願いいたします。
*点検のために時々は小屋に上がります。何かお気づきのことがありましたらお知らせください。
水場のご案内
凍結のため①②の水場をご利用ください。
小屋入口および中により詳しく地図も掲示してありますのでご覧ください。
①川又方向に約250m。円型案内板の所を登山道から右に降りて1分。 (ピンクテープが付けて有ります)
②川又方向に約1000m。豆焼沢まで行ってください。小屋の水源の沢です。
*凍っていて水が出ていない場合もあります。
* 降雪後は道が凍結し滑りやすいので、くれぐれも気をつけて歩いてください。

雁坂にも雪が積もりました
先日雁坂小屋をご利用いただいたmakasio様がヤマレコに報告されています。了解をいただきましたのでこのブログでもご紹介させていただきます。
冬季奥秩父縦走(奥多摩駅~甲武信ヶ岳)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-554729.html

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