水晶谷を雲海が埋め 雲を染めて朝日が昇る |
雲海に浮かぶ島のような両神山と はるか向こうには尾瀬の山並みも |
初めの予報よりも台風の速度はゆっくり。雁坂は暖かめで、朝の冷え込みも7℃まで。水もたっぷり出ています。
日曜の朝には小屋の両脇に雲海が発生。団体のお客様には出発予定時間を少し延ばしてもらい、日の出ショーに付きあって頂きました。山で泊まった者だけが味わう事のできる楽しい時間です。
空気が乾き、遠くまで山並みを楽しめます。138km離れた『会津駒ケ岳』も小屋の庭から眺めることができました。
この連休中に御予約いただいた十数組のお客様が、台風の影響でキャンセルに。小屋にとっては厳しいけれど、「ご安全に」が雁坂の願い。また次の機会においでください。お待ちしております。紅葉は、台風の風がどう吹くかで変わってきますが、今回もたいした被害が出ないことを願っています。
*登山道に落ち葉が溜まる季節になりました。路肩や小岩を隠します。1日歩き、疲れてくる下りの道では、勢いよく足を踏み出し、踏み抜きやすくなります。転倒、捻挫や路肩からの転落など思わぬ大事故になりやすい時です。 ゆとりを持って歩いてください。
*登山地図の昭文社の方が、突出コースの『水の本』のことで訪ねて来て頂きました。今は雨のあとで水が出ているものの、汲めるような状態でもなく、枯れてしまうことも多いので、水の本の名前は残して、丸水マークは外していただくように、改めてお願いいたしました。
*埼玉県警山岳救助隊ニュース 秋号が更新されました。酉谷山など考えている方、必見です。http://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenkei/soshiki/shinsei/pdf/2014akigou.pdf