秩父往還と縦走路が交わる場所にある雁坂峠、標高2082m。針ノ木峠、三伏峠と共に日本三大峠の一つ。埼玉側へ10分下ると青い屋根の雁坂小屋(標高1955m)が有ります。“昔ながらの静かな山小屋”です。 スマホの方はウェブバージョンでもご覧ください。
2014年8月1日金曜日
テントの方、暑い時は小屋の方へ
8月になりました
まずはお知らせ
この前、『ピンクのノートの拾い物』のお知らせをいたしましたが、落とした方が見つかりました。
峠で手帳を見つけて、置手紙をしていただいた方の連絡先をお伝えすることができました。
記憶に間違いがなければ、まだ雪の残る連休の時にお泊り頂いた、男のお客様ではないかと思っていますが。このブログがお役にたててよかったです。
テントのお客様
この時期は大変暑く、テントを張っても夕方になるまでは暑くて中に入っていられない状態になっているとおもいます。・・・自分の経験からも・・・そんな時は小屋の方においでください。無人の時に開放しているスペースには、救助隊ニュースをはじめ、峠の花、水のこと、鹿の被害、宿泊棟の建て替えのころの様子など、ペタペタとはってあります。バスの時刻表、登山届の箱も設置してあります。
何よりテントの中よりは涼しいです。それにほかのお客様との情報交換もできますよ。あ、ビールなんか飲みながらしゃべるのはもっと楽しいですよ。
*小屋のお客様が多くて・・・・・と言う場合には少しご遠慮いただくかもしれませんが。まあ、おいでください。
お客様へ
大変暑い時期で小屋に着くころにはどなたも汗びっしょり。何度かおいでになっている男の方は、タオルなどもって下の水場で、上半身裸になって体を拭いたりする様子も見られます。
それで、まだこれから形になるのですが、ブルーシートで囲いを設け、中で体を拭いたりできるスペースを設けます。温水シャワーと言うわけにはいきませんが、水源からの水を小屋の上の大型タンクにためて使用しています。水場に流れているオーバー水よりはもう少し暖かくなっています。それをバケツでくんで使うようにします。女性のお客様にも、視線を気にせず使っていただけるように配慮をと、今は考えています。
間に合えば今度の土曜から試験的に使っていただきます。間に合わなかったらゴメンナサイ。
やってみてまた改善をしていきます。ご期待ください。