10月、11月はいいお天気で、忙しくとも穏やかな気持ちで小屋締めまでの時を過ごしたいものです。
前回の記事には4日間で14800を超すアクセスがあり、反響の大きさに驚きました。主催者のFBには5時間後に『不適切な箇所があったこと・・・・訂正してお詫びいたします』と書き込まれました。点検・補修作業に行った直後に書いた記事を、1週間後に見解がなぜ変わったのか触れていませんが、10月中に修復作業を行うとの事。作業の様子はまたお知らせしていきます。22日のFBのコメントに出ていた「山ノ神」、実は突出コースの途中にあるんです。登山道からもよく見える場所です。
小屋から見える💛マークは葉が落ち白いハートに。写真は日の出で幹が朱に見えますが。25日の地蔵岩からの眺め。紅葉の進み具合の参考にしてください。朝、煙突から登る煙、日の出とともに染まる山並みや雲。見にきてください。
*甘い香り:黒岩コースの途中「火打石尾根」の手前に大きな桂の木があります。葉の形が💚形。落ち葉の頃は付近に砂糖を焦がしたような甘い香りが漂います。小屋の下の水場の先にも大木ではありませんが桂があります。香りの秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。落ち葉は押し花にするには向きませんが。
*選手の方も:道の荒れたことが気になったというご意見は選手の方から寄せられました。それでもう一つ考えていただきたい事。ブログにも書いた「今日やって大丈夫かな」という話。道も心配でしたが、選手の安全面も。黒岩コースのあせみ峠手前のジグザグ道など、落ちると20~30m滑り落ちます。それが何ヶ所かあります。雨で路肩が緩み、あの雨と気温の中で谷に落ちると皆さんの服装では擦り傷・切り傷だけでなく、すぐに冷え、体が硬くなっていれば他のケガにもなりかねません。ともに走っている選手も助けようと止まれば冷えてきます。黒岩の道には幾つか「携帯通じます」の案内を出してありますが、あせみ峠より上は電波の届かない場所がほとんど。小屋の要員のところまで連絡に走る人も必要です。突出コースも似たようなところ。あの雨ではヘリは飛びません。状況によって山岳救助隊が出場するにしても秩父市内から登山口まで1時間。歩いて小屋まで早くても2.5から3時間はかかり、ケガ人を下ろすとなると倍以上の時間を要します。あの道を人ひとり運ぶのはなかなか大変なことです。小屋へAEDを上げていたことは知っていますが、万が一の場合の体制は大丈夫なのか心配でした。小屋番が知らないだけで、体制が整っていたのであれば余計なお世話と笑ってください。大会に向けて練習を重ね、仕事をやりくりし、会費を払い、準備を進めてきたとしても、体が命が大事。晴れていれば何でもないことが、ひとたび何かあると色々重なってきます。山の怖さです。走った選手247名のうち完走率49,8%から見えてくること。主催者はもちろん選手の皆さんにも考えていただきたいと思っています。小屋から降りるとき何度か転がり落ちたことがある、まくれたことがある小屋番の願いです。
*長雨の影響で登山道の崩れや、少し風が吹いただけでも倒木が発生しやすい状況です。くれぐれも気を付けて登ってください。黒岩の倒木や土砂崩れはまだ処理できていません。
*前回の記事の右上の写真、同じものが2枚張り付けてありました。ごめんなさい。
*次のブログ更新は4日(火)の予定です。(131274)
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