2015年4月3日金曜日

雁坂、春一番

おなじみの桟道の雪もこのくらいに
もう少しで小屋
今年の春一番は3月25日に登られたsetar様です。
*春一番立春から春分の間に初めて吹く強い南風。気象庁的には今年は吹かなかったようです。でも雁坂的には春分の日を過ぎて最初のお客様を春一番と今年は勝手に決めてみました。
「雪期の雁坂小屋へ。黒岩コース。残雪が締まっていて歩きよかった。あせみ峠から残雪が出現しますが、雁坂小屋手前1kmくらいからアイゼン装着で大丈夫です。小屋入口が凍結しドアが開きませんでした。諦めて外で食事。気温マイナス2℃くらい。暖かくなって雪が緩まないうちに下山開始。途中黒岩展望台へも。今日は誰ともすれ違うこともなく、静かな山歩きでした。」
ヤマレコはこちらからhttp://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-605394.html

*29日にもお客様の記録がありました。(春2番のかた)
*小屋番も31日偵察に上がってきました。宿泊小屋の入口は開くようになりました。
「川又」を示す柱の頭がかろうじて見える
樺の枝先は春色に
 小屋の庭は吹きだまりになるので積雪1m。南側の石垣は少し出てきました。雁坂峠と笠取方向に向けた足跡がわずかに残っています。川又方向への足跡は見られず。テント場も少し溶けています。31日は日中12℃、夜~朝5℃。一晩中、屋根の雪が溶けてポツ、ポツと音がしていました。昨年の小屋締めの頃よりも暖かい。雪溶けも進みます。昼間、道はぐちゃぐちゃ、路肩はグズグズに。雪が溶けた分は翌朝アイスバーンに。アイゼンはまだまだ必要。縦走路も雪がまだ多いと思われます。寒さ対策もお忘れなく。あ、それと日焼けも。
小屋裏側、 右手 突出コース方向
管理小屋の入口は80cm
くらい雪堀してやっと開いた
テント場