雲取山の脇から日が昇ります |
薪の準備作業 |
3連休は「小屋締めなので上がってきました」とか「今日は最後だからね。やっと来られましたよ」と笑顔とともにお客様が来てくれました。やっぱりお客様がいてこその山小屋。先週とは賑やかさが違います。嬉しい。小屋締めというのは世間で言う大晦日のような日。研修にも熱が入り、気がつくと消灯時間を越えて長くやってしまいました。さらに翌朝、お客様が自分からラジオ体操にも参加。皆様ありがとう。
今月になって小屋締めに向けた作業を少しずつ進めてきました。積雪対策、凍結対応、薪の準備、水道の片付けなどなど。最終日、お客様をお送りした後、スタッフで最後の点検と各所の鍵締め。何度も通っていただいた方、遠方からおいでの方、小学生のお客様、元気を頂いた年配の方、停滞された方々、初めての方との出会い・・・・さまざまな皆さんとの思い出。ただただ感謝です。それらを最後に心の中にしまって、小屋を後にしました。お客様へ
雁坂小屋は11月23日、今シーズンの営業を無事に終了することができました。今年も大勢のお客様にご宿泊いただきまして誠にありがとうございました。深く感謝を申し上げます。
雁坂へおいでになったお客様が縦の糸、山小屋スタッフが横の糸になって、暖かく楽しい時やお客様どうしの触れ合いの場を織り成していきたいと思っております。これはお客様に雁坂へ来てもらって初めて可能になる事です。多くの皆様に喜んで来ていただける山小屋になるよう、来年も努力をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。来シーズンも皆様のお越しを心よりお待ち致しております。
雁坂小屋 山中五郎
小屋を後にする |
*宿泊小屋の土間部分を冬季開放しております。利用についてのお願いや水場の案内を掲示してありますのでご覧ください。詳しい事柄は次回ブログでお知らせいたします。
*今年お客様が投入した「登山届け」を23日に秩父警察署内の山岳救助隊に渡してきました。あわせて川又登山口のポストを個人情報が他人に見られない形のものに替えていただけないかとお願いをしました。このごろ単独の女性のお客様も多くなっていて、何か事が起こっては困りますので。
*前回書いた『雁坂で逢いましょう』の記念柱が、小屋へおいでになったお客様の記念写真の場所になってきています。