




ところが連休が始まる4月28日に小屋へ上がってみるとホースからは箸1本ほどの水量しか来ていません。調べてみると半ドラムより上の雪が溶けてしまい、岩もカラカラの乾燥状態でした。


ラル沢が使えなくなる恐れがあるので、小屋から1km先の豆焼き沢のタンクを急ぎ掘り出す作業にかかる。④4月16日の偵察の時はまだすっぽり雪に埋まったタンク。⑤⑥⑦までは順調に掘り進む。




⑩5月4日に行くと雪が溶けて掘りやすくなり岩まで掘り進む。岩と雪の間に硬く厚い氷の層が出てきた。氷が乾いている感じで固まっている。
そのまま2日間置き、6日の午後に行くと上の氷の壁を勢いよく水が流れ落ちていたので、取水タンクから貯水タンクへと導きオーバー水状態に。水が出てきた。途中凍り付いたパイプをはたいたり、ねじったりして凍り付いた場所を動かし、氷を溶けやすくする。そしてタンクからの圧力で押す。初めのバルブから「プシュー」という音に続いて水が流れ出す。この瞬間の様子はいつ経験しても感動する。バルブの開け閉めを繰り返し、空気を抜いて小屋まで水を呼ぶことができた。小屋上のタンクへ溜まる音を確認して一安。この夜のビールはうまかった。
ところが朝になってまた止まってしまった。途中のバルブを開いてみると、低い位置のバルブからは水が流れるが高い位置の物は空気の音がする。水元から水が押してこないためパイプの中が真空状態になっていた。そこへ空気が吸い込まれていく。タンクまで行ってみると、夜中の冷え込みで凍り付き1滴も流れていない状態。
元に水がないことにはどうにもならず、待つしかない。真空状態だったパイプの中に空気を入れてしまったので、またもとからバルブの開け閉めをして、空気を抜きながら水を呼んでくることになる。それまでは下の水場を使っていただきます。雨が降り、気温も高かくなったので、明日小屋へ上がった時には大丈夫だと思います。
*流れてくれば何という事もない水。ジャー、ジャーかけ流し状態なのでありがたみも薄れますが、水が来るまではこんな作業をしています。
*この続きは13日にはブログでおしらせします。うまそうに水を飲む小屋番の姿を見ていただけるといいのですが。自然が相手と言うのは思い通りにならないことだらけですので。どうなりますか。
*小屋脇にあるシャクナゲの様子もお知らせいたします。
*5日のブログに載せた花の名前をさいたま市にお住まいのお客様から教えていただきました。もう一度スマホでなくカメラでしっかり写してお知らせします。おたのしみに。