今朝、秩父市内(街場に近い辺り)でも4度まで下がったと情報をいただきました。
また、昨日(10月31日)の黒岩コースの出発点である出会いの丘からの紅葉の様子を送っていただきました。
1000mから1300m付近が紅葉の見ごろとの事です。
カラマツ林ではサラサラとかすかな音をたてる金の針の落葉が楽しめるかもしれません。
落ちてしまった後の足元は金色のフカフカ絨毯。足裏の感触と香りもあわせて楽しんでください。
黒岩や地蔵岩の展望台など、ひなたのちょっとした岩、触ってみるとぬくぬくとしていて気持ちいい。腰を下ろして一休みしてあたりを眺める。落葉した向かいの尾根や遠くまでがよく見えます。
せっかくおいでになるのですから、五感をフルに使って晩秋・初冬の山を楽しんでください。
明日から小屋へ上がります。今回は水の始末が主な作業になります。
これから冷え込んでくると豆焼き沢の水源から、登山道にそって転がしで引いているパイプが凍ります。一度凍ると日が当たらない今の時期は春が来るまでとけなくなります。
そのため、いつでも元から止められるよう、小屋のタンクを一杯にしておきます。
上がってみての冷え込み具合いで、豆焼き沢の受水タンクを空にし、途中のバルブも全開にしてパイプの中の水を逃がします。
この作業のタイミングを誤ると、バルブが凍り付いて回らなくなったり、タンクやパイプに残った氷が膨張し、鋳物製の蛇口やジョイント部分でも簡単に亀裂が入り、後で大変な騒ぎになります。氷の破壊力はおっかないのです。