2016年8月12日金曜日

「山の日」・発見、山・山

「山の日」を挟んだ週の前半は、オリンピック、高校野球、イチローの3000本安打や、この夏一番の暑さに影響されたのか、比較的静かな雁坂になりました。
ラジオがこの夏一番の暑さと言っている時、雁坂では日中で22~24度くらい。日陰にいると涼しいくらいです。それで朝夕はストーブに火をいれました。火がなくても過ごせるのですが、お湯を沸かしたりするので。煙の色や匂いも含めて朝の景色です。
8日の朝は冷え込み、空が澄み渡り、夜明け前から星を楽しみました。そのまま刻々と色付いていく山の夜明け。谷川から尾瀬・日光までが勢ぞろいです。
うれしい発見も。今まで「谷川岳」とひとくくりにしていた山並みの、雁坂から見て左端にあるピークが「万太郎山」。谷川岳と朝日岳の間に、谷川の尾根筋の奥に「巻機山」が。写真とカシミールの画像から確認できました。この時期にこれほどくっきり見えたのは驚きです。
中ほど右に前橋市の明かりが残る
日の出も夏至の頃より30分ほど遅くなり、5時ころ。位置も東へ動いてきました。朝夕の気温15~18度くらい。昼間は晴れていると24度くらい。
*上では涼しい時もありますが、上がって来るまではとにかく暑い。水もたっぷり飲んでしまいます。計画的に持ち上げてください。三富から直に峠へあがる場合は前半は沢筋で涼しく、顔も洗えます。最後の登りはがんばってね。
*暑いときにはまだシャワーの無いシャワー室も活躍しています。これから徐々にヤナギランも終わり秋に移り変わっていきます。気の早い葉っぱや実が少しずつ色づいていき、それを探すのも楽しいです。
*寒くないので星を観察・撮影するにはいいころです。「ペルセウス座流星群」も。撮影などでソーラーライトが邪魔な時には小屋番に声をかけてください。
*水源タンクの点検をしてきました。大雨が降り続く日が少ないので、沢の水量は少なめですが、今のところ心配はありません。小屋に近い水源もまだ出ていますので、小屋わきの水場にはたっぷり来ています。
------------------------------------------------
【連絡先】 〒369-1901 秩父市大滝3423 山中 五郎
  電話・FAX 0494-55-0456 
*スマホなどのお客様は「ウェブバージョンを表示」をクリックして全体像をご覧ください。

2016年8月1日月曜日

夏、始まる



関東地方の梅雨明け宣言。今年も夏が始まりました。
 汗びっしょりになって小屋へ着き、シャワーの無いシャワー室でさっぱりすると、テーブルベンチでビールを楽しむお客様。青空と刻々と変わっていく雲の形。ヤナギランはますます盛りで、まだあと1週間は楽しめそうです。夏の景色のなか、夕立もなく過ぎていく。
 「ごはん終わったらマグカップもって来てください」とお客様に声をかけ、食飲研修の始まり。発電機からランプに切り替え語り合う。外へ出ると星空になっていた。星に詳しいK様に解説してもらい星空観察会。初歩的な北斗七星やカシオペア座、北極星。そして頭上の夏の大三角形を探しました。「おーあれか」「あれが天の川かな?」「あ、星が流れた」とにぎやか。これが本当の研修。感動したのは初めて聞く「南斗六星」。南の空を探すと本当にひしゃく形が。いくつになっても新しいことを知るのはうれしい。この時、気温は16度くらい。なぜか吐く息が白くなっていた。
正面、両神山。その上に至仏山
右に燧ケ岳。左はじに谷川岳
 翌朝、両神山の向こうに雲や霧をまといながら谷川や尾瀬、日光の山並みがシルエットになって登場。日が差し込むにつれ、色合いが変わっていく。この時にいる者だけが楽しめる大きな風景。日の出の位置も夏至の頃より少し南へ移動。その後は文句なしの青空に。峠からは夏色の富士山も顔を見せる。いい1日の始まり。
*夜や朝方は14~15度、薪ストーブをちょっとつけています。日中は22~24度。日陰に入ると涼しいです。
撮影:sitteta様
*日中はアブなどがうるさくまとわりつきます。日焼けや虫よけ対策をお忘れなく。シューッ!!。
*晴れた時ほど夕立もきますので雨具はお忘れなく。着替えなどパッキングをしっかりとして、濡れたら着替えてください。テントのお客様も小屋番に声をかけ宿泊小屋の中で着替えてからテントの設営をしてください。靴が濡れた場合も相談してみてください。
8月11日の山の日を挟んだ8月5日午後から15日昼過ぎまで小屋番が入ります。そのため次回のブログは更新日が少し変わるかもしれません。
*夏の雁坂で皆様をお待ちしています。