2017年12月5日火曜日

雁坂峠の眺め

埼玉と山梨を結ぶ雁坂峠は昔から交通の要衝。峠から道は雁坂嶺を超えて甲武信ヶ岳へと続く。逆は水晶山・古礼山を経て笠取、将監へと続く。
北アルプスの針ノ木峠、南アルプスの三伏峠と共に日本三大峠と呼ばれる。
道中の安全を願って納めた物か、峠から鎌倉から江戸時代まで流通した古銭を山岳ガイドの方が見つけたと聞いた事がある。


2014年2月の大雪の時の峠。「雁坂峠」の看板がかろうじて見えています。


峠から雁坂嶺方向へ少し上がって峠を眺める。正面には水晶山が望めます。
20年ほど前までは山梨県側の笹原は毎年夏には一面のお花畑になっていた。
ヤナギラン、ギボウシ、クルマユリ・・
今では鹿が増えすぎて、ヤナギランは小屋の柵の中だけになってしまった。

峠から水晶山側へ少し下って、登り始めた辺りに「見返り雁坂」の看板がある。
振り返ると峠と雁坂嶺を一望できる。
朝焼けの富士山。峠からは富士山の他、南アルプス北岳、間ノ岳なども眺められる。

良く晴れたときには山梨側の街並みを見ることができる。



2017年12月3日日曜日

皆さん、ありがとうございました

2013年の小屋あけ
頭の左斜め上に♡マーク
この度、雁坂小屋の小屋番を引退いたしました。

 2013年4月23日の小屋あけ準備からはじまって、ちょうど5シーズン。勤め人だった頃からあこがれだった小屋番を体験させてもらいました。

 梅雨明け頃から考えていました。昨年の40肩。今年の足首の捻挫。だんだん治りも体力の回復も遅くなり、小屋へ上がる時間もよけいにかかるようになってしまいました。小屋の仕事にも支障をきたすようになり、それでお願いして引退させてもらうことになりました。
 
ブログでお知らせしたら、「最後だから」と小屋へ登って来てくれたお客様も。有難うございました。

25日のお客様から寄せ書きをいただきました。嬉しいです。

このようなビン物も。
ビン物は他にも各種上げてもらいました。
 いつもは小屋番として、最後まで泊まりのお客様の事、発電機のこと、火の始末など、頭のどこかに自覚しているのですが、この夜はすっかり依存状態。ただのおっちゃんになってしまった。
何しゃべっていたんだろう。

ケーキも運び上げてもらいました。
雁坂小屋でケーキはこれで3回目かな。
4回目かな?
崩さずに運び上げてくれる人の気持ちと気遣いがすごく嬉しい。


花束も。ありがとうございます。
ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、ケーキ、カルピスも。それらをチャンポン・チャンポン・・・記憶があいまい。でも楽しい夜だったことしっかり残っている。
他にも
ビン物液体受け器。
「雁坂ブログ」の印刷とじ本。
篠笛楽譜。
そして何より、「最後だっていうから」と登っていただいた皆さんの思い。
 
皆さん、本当にありがとうございます。

手にしている「三角フォー」はこの後誰かに引き継いでもらい、小屋への上り下りの時に登山道を削ってもらうことになります。

 常連のお客様、これからも小屋を手伝ってくれるスタッフさん、オーナー、みなさんと一緒に記念写真。
  皆さんとこの小屋で初めて会ったのはいつだったかな。
 小屋を降りてからこの1週間、昔の写真データーを広げて眺め、ヤマレコを次々に開いていっては眺め、「この時初めてか・・・」とつぶやき、ボーとした状態で過ごしていました。いい時間を過ごさせてもらっていたことを改めて感じています。
思い出を書いては消し、書いては消し。結局言葉では表せない事に気が付きました。
 分かってきたのが、2014年の夏ころから「遠い居酒屋」状態がつくられ、いつの間にか「食飲研修」と呼ぶようになっていったこと。それにつれて、徐々に山に登る目的から、小屋そのものを目的にしておいでになる方も増えていった事。
 
*顔のばっちり写っている写真データーを送りますので、メールでご連絡ください。

*雁坂ブログ、メールは新年からオーナーと新しい皆さんにお願いする方向で調整しています。よろしくおねがいします。
人が変われば視点も変わる。新しい「雁坂ブログ」にご期待ください。

*年末年始の営業について*
今年も12月31日に小屋番が入る予定でいます。
◎宿泊を予定の方は12月28日(木)に電話でご連絡をお願いいたします。
◎テント泊での予定の方もご連絡をお願いします。
 年末の気象状況や予約がない場合には小屋番が上がらないこともありますのでご承知おきください。(252423)