汗びっしょりになって小屋へ着き、シャワーの無いシャワー室でさっぱりすると、テーブルベンチでビールを楽しむお客様。青空と刻々と変わっていく雲の形。ヤナギランはますます盛りで、まだあと1週間は楽しめそうです。夏の景色のなか、夕立もなく過ぎていく。
「ごはん終わったらマグカップもって来てください」とお客様に声をかけ、食飲研修の始まり。発電機からランプに切り替え語り合う。外へ出ると星空になっていた。星に詳しいK様に解説してもらい星空観察会。初歩的な北斗七星やカシオペア座、北極星。そして頭上の夏の大三角形を探しました。「おーあれか」「あれが天の川かな?」「あ、星が流れた」とにぎやか。これが本当の研修。感動したのは初めて聞く「南斗六星」。南の空を探すと本当にひしゃく形が。いくつになっても新しいことを知るのはうれしい。この時、気温は16度くらい。なぜか吐く息が白くなっていた。
正面、両神山。その上に至仏山 右に燧ケ岳。左はじに谷川岳 |
*夜や朝方は14~15度、薪ストーブをちょっとつけています。日中は22~24度。日陰に入ると涼しいです。
撮影:sitteta様 |
*晴れた時ほど夕立もきますので雨具はお忘れなく。着替えなどパッキングをしっかりとして、濡れたら着替えてください。テントのお客様も小屋番に声をかけ宿泊小屋の中で着替えてからテントの設営をしてください。靴が濡れた場合も相談してみてください。
*8月11日の山の日を挟んだ8月5日午後から15日昼過ぎまで小屋番が入ります。そのため次回のブログは更新日が少し変わるかもしれません。
*夏の雁坂で皆様をお待ちしています。