2016年11月27日日曜日

冬季開放中にご利用のお客様へ

 先週の小屋締めの時は大変に暖かく、こりゃあ早まったかなと内心思いながら小屋を降りたのですが、先日の雪を見て、「あー、よかった」と。平地ではすぐに溶ける雪も、小屋の辺りでは簡単には消えません。雪の中での小屋締め作業をすることになるわけで、それは結構つらいものです。25日の甲武信小屋のブログを拝見すると山頂付近の吹きだまりで膝くらいはあるとのことです。

さて、冬季期間も宿泊棟の土間の部分は開いております。次の事柄に注意してご利用ください。

冬季開放中の小屋使用について

一、 アイゼンは外ではずし、靴のゴミ・雪を落としてからお入りください。
二、 ガスコンロは土間の部分でのみ使用し、薪ストーブは使わないでください。 火の扱いは最後まで確実に行い、火事を起こさないように。
三、 使用後は畳・板張り部分はごみを掃き、土間部分のゴミも拾ってお持ち帰りください。
四、 大小便は必ずトイレを使用し便器などを汚した場合は、その都度掃除をしてください。水が得られないので必ずその時に。
   *小屋の周囲の雪は溶かして飲用に使う場合もあります。必ずトイレを使ってください。
五、 小屋・テント場使用の方は封筒に必要事項を記入し、一人2000円を、テント場は一人800円を料金箱にお支払いください。
六、 水場については次の案内をご覧ください。
七、 宿泊小屋入り口が積雪で開かない場合は、入り口左側の窓から雨戸を開けて入ってください。ここはあくまでも非常時の出入り口です。
八、 除雪用スコップを使用後は所定の場所に戻してください。 (入り口右側に設置してあります)
九、 破損などがあった場合はすぐに管理者へ連絡をしてください。雁坂小屋 0494‐55‐0456

  *これからも冬季開放を続けていくために、皆様の自覚と責任のもとでご利用ください。
  皆様のご協力をお願いいたします。 


水場のご案内 

現在小屋周辺では水は得られません。 積雪も少なく溶かして使うこともできません。


雁坂小屋公式ブログへ原稿を 送っていただけませんか。 

小屋が閉鎖中もブログについては可能な限り更新をしていくつもりでおります。
そこで、雁坂小屋やテント場をお使いのお客様、積雪・気温・景色・登山道の様子そのほか気の付いたことなど、メールで送っていただけませんか。
写真なども大歓迎です。長辺1000pixels以下のサイズで送っていただくとありがたいです。
ブログにはお客様の情報はイニシャルで表示し、個人が特定されないよう顔などは加工させていただきます。「公式ブログ」の右端連絡先にあるアドレスに送ってください。

 どうぞよろしくお願いいたします。
*送っていただいても掲載できない場合もありますのでご了承ください。

*甲武信小屋さんは今月末で小屋締めになります。正月営業はしないそうです。
*そのあとは雲取山荘さんのHPが毎週火曜に更新する「最新情報」などを参考にして山へ入ってください。

*先週のトレランの話で、来年度の「雁坂峠越え秩父往還道145km」トレラン大会は行わないと主催者(スポーツエイドジャパン)が話しているという部分については訂正をいたします。
 埼玉新聞に、ブログへの記事のリンクをお願いがてら聞いてみましたら、来年度の大会をやらないと言う主催者の言葉ではなく、環境事務所が認めない方向でいることからあのような表現になったようです。環境事務所には、お聞きしていませんのでそれ以上はわかりませんが。
なお埼玉新聞の11月20日に報道された記事は次のアドレスで見ることができます。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/11/20/08.html
「雁坂みちを守る会」(仮称)を立ち上げて、という話についてはその後は全く話がありません。わかりません。