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そして、「縄文中期の遺物や中世の古銭類も・・・・」と言う記述に目が止まりました。(右の部分的拡大写真の所)
これって『雁坂峠を縄文人が歩いたってこと?』
いや待てよ、秩父往還の歴史とあるし・・・・峠とは限定していない?
そこで探してみると、いくつか面白い記述が見つかりました。
峠の下を通る「雁坂トンネルの公式サイト」には 【峠より出土した遺物より、縄文人が雁坂峠を越えて行き来したと考えられる。】と出てきました。
http://www.fruits.ne.jp/~karisaka/kaisakapass_history.html
また、大滝道の駅にある「大滝歴史民俗資料館」には次のような記述が有りました。② 秩父往還……雁坂峠は日本三大峠の一つに数えられ、その頂からは縄文時代の石器や峠越の安全を神様に祈願した古銭類が出土しおり、その古さを物語っています。 http://www.city.chichibu.lg.jp/menu4522.html
更に、「やさしいみんなの秩父学」という秩父検定公式テキストの67ページには「峠の歴史は古く、峠付近からは縄文時代の遺跡や古銭類も発見されている。」と。
この他にも秩父の峠や歴史を記した本から、同じような表現が見つかりました。
これはやっぱり雁坂峠を縄文時代の人も歩いていたということか。
そう考えると、峠に立って風にふかれる時の心持も変わってきます。
発見された物がどの様なものか見たい。どこに行けば見ることができるのかな。
(次回以降に続く)
*19日の降雪で峠や小屋の付近はかなり降ったものと思われます。 19日木曜日の午前、川又で12cm 黒岩コース登山口で25cmありました。
冷え込みも厳しくなって、14日にお泊りになった方のヤマレコ情報では-12℃まで下がったようです。入山される方はアイゼンをお忘れなく。