2018年1月30日火曜日

寒波の抜けた雁坂へ

 南岸低気圧の通過に伴う雪や「強烈寒波」などと今年は厳しい冬となっていたと思ったら草津白根山の突然の噴火と自然気象というのは厳しいものがありますね。
 そんな中でも週末には「強烈寒波」とやらも若干北上するということで降雪後の小屋の様子を見に上がりましたので近況報告を。

 ルートは三富から峠へのコース、積雪量は深くても15センチ前後基本的にはくるぶし程度で埋まるようなところはありません、沢沿いやロープが張ってある湿っているところなどはしっかり凍結しています。気温は午後小屋に到着した時点で宿泊棟前の温度計で1℃朝7時でマイナス10℃程と予想よりは暖かい状態でした。
 現状上記ルートのみトレースはあり縦走路(雁坂嶺~水晶山)および埼玉側から小屋へ上がる黒岩ルートおよび川又ルートはトレースはない状態でした、今週接近中の南岸低気圧のルート次第ではまたまとまった雪が降ることも予想されますのでご注意ください。

雪の雁坂峠ベンチやテーブルもまだ埋まっていませんでした。

小屋への道もまだ雪の量は多くありません。

宿泊棟の入り口も雪は溜まっていません。

峠からの富士、陽が高くなる前のほうがきれいに見えます。

 今回歩きましたルート状況の写真をヤマレコの方に載せましたので参考になればと思います。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1369810.html
今週で1月も終わり早くも2月ですが、雁坂周辺も例年ですと雪が深くなる時期でもあります、計画をされます時には最新の情報をお調べになる等して無理のなく安全に登山をお楽しみください。

                               M.Tanaka