寒くなりました。今年の営業もあと十日あまりで終わりになります。
厳しい冬にむけていろいろ備えますが、水の確保も大事な仕事。
大晦日の分と、4月になって再び小屋開けの時に使う水の確保をしておきます。
流し場と風呂場には、200リットルのドラム缶が有り、そこに水をいっぱいに張っておきます。
春、すっかり凍りついた後の、徐々に溶けだす水をヤカンや鍋に汲み、お湯にしてしばらくの間つかいます。小屋開けの時、水源から小屋まで水を呼んでくるのがひと仕事なのです。
ところで、このドラム缶は全体が凍りついた時に体積が増え、その圧力は底板にも加わります。厚い底板ですが、徐々に下に向かってぷっくりと膨らんできます。200リットル入った重さを持ち上げて、鉄板を押し下げる相当な圧力です。スチールドラムとかスチールパンと呼ばれる中南米の楽器がありますが、内側から見るとそれに似た感じ。何年も繰り返して使っていると、まるで起き上がり小法師のようにゆらゆらしするドラム缶になります。
寒いですが見に来ますか?24日で小屋を締めますので、23日(土)が狙い目です。スタッフ総出でお迎えいたしますよ。