2013年11月9日土曜日

続・雁坂峠の標高、その後 【9,22と10,26を受けて】

 新しくなった道標から始まった、『雁坂峠の標高、その後』の続編です。 加藤様のメールを参考にして、改めて峠の上を見てきました。これまで、何度となく歩いていても、意識して見るとまた違った景色になりました。 【上の写真】 今の峠の位置で腕時計の簡易高度計を2070mにセットし、赤矢印の場所から甲武信ヶ岳方向に登っていきますと、白の矢印付近がちょうど2082m。ここが、以前の峠かな? 【中の写真】 横から見ると峠と思われる場所が切り通し状になっています。岩盤の部分で、自然に風化してできたのとは明らかに違います。 【下の写真】 笹におおわれていますが、秩父側に20mほど、道が続いているのがわかります。(赤の線)この先は、・・・・・・わかりません。   
 昔から雁坂小屋に関わっているモリさんにききましたら、「あ、そうだよ、今の巻道は後からつけたものだ」と、あっさり答えが返ってきました。そうか、もっと早くモリさんに聞けばよかった。

 この場所から数m下がった所には2~3畳ほどの平らな部分がありました。ひょっとして、ここが武田の頃の『のろし台』なのかなな・・・・と勝手な想像をして楽しんできました。
 ところで、雁坂峠の標高は何mとするのか。もうこの部分になると、私には判断はできません。

*若いころは、何時間で登ったとか、いくつ峰を踏んだとか・・・・そういう事を気にしながら、ただただ歩いてきました。このごろは、速さが無くなった代わりに、足元にも目がいくようになり、鼻や耳や体全体を使って楽しめるようになってきました。他にも峠周辺で見落としている事が有るかもしれないと思いながら、ゆっくり歩いています。